副院長の独り言
今回は副院長の独り言パート2として僕の経歴についてお話ししていきたいと思います。
僕は1996年に院長の長男として府中で生まれ、そのまま府中で育ちました。小学校卒業後、受験をして八王子市にある穎明館中学高等学校に6年間通いました。その後鶴見大学歯学部へ進学し、6年間通ったのち国家試験に合格し、大学で1年間研修を行いました。その後京王堀之内にある歯科医院へ就職し、当院で父の手伝いをしています。
僕の小さい頃の歯医者のイメージはなんか独特の匂いがして、痛い事をする所でした。小さい頃はむし歯をよくつくっていて、父の歯科医院で治療を受けていました。当時の記憶はほとんどありませんが、当時の僕は暴れてまともに治療するのが大変だったとの事です。そんな訳で僕は小さい頃は歯医者に対して良いイメージはなく、歯医者になろうとは思ってもいませんでした。
そんな僕が中学生の頃、歯並びはいいけど、上下の噛み合わせが悪いとの事で父に歯列矯正を勧められました。当時の僕は歯並びは良くて見た目は問題ないし、噛みにくいとも感じていなかったので、歯列矯正治療を行う必要性を感じませんでした。父には体調が悪いのも治るよと言われてにわかには信じられず、しばらくやりませんでした。しかし、父による再三の勧めによりやる事が決まり、ブラケットをつけるために型取りをしてから、便秘が起こり体調が悪い事が分かりました。歯列矯正をしてから実際に体調に変化が起こり、便秘が解消したのはもちろん、食欲も食べにくいはずなのに以前より食欲が増して食べれるようになりました。
歯列矯正が終わり、高校生になり進路を決める頃になった時、僕が思い出したのは歯列矯正治療によって回復した体調でした。この体調の変化を色んな人にも感じて欲しいと思い、歯科医師になろうと思いました。その後鶴見大学の歯学部へ進学し、6年間かけて歯科について学び国家試験に受かり無事に歯科医になることができました。研修を行って、歯科医院に努めて保険診療の限界と歯科医師・患者の意識の低さを思い知ることになりました。保険診療はしっかり治すのではなく、ある程度治れば良くそれ以上に一日に見れる患者さんの数を増やさなければならない。しっかり治せる人ほど損をするシステムである上に、自由診療は咬むことではなく、見た目を良くすることに意識を置いているため、うまく噛めなかったり根本的には治すことができていなかったりすることが多いです。番町デンタルクリニックで学ぶ歯科治療はどれも見たことのない治療法や本当に患者さんのことを考えた治療をしていて改めて父の偉大さを知り、この治療をより多くの人に提供したいと考えるようになりました。
当院ではまだ未熟者の僕ですが、本当に困っている患者様のお力になれればと思っております。治療をするのは勇気がいるけど、とりあえず今の体調不良の原因を知りたいという方でも気軽にカウンセリングにお申し込みください。