安心の治療のための

治療で使用する水には、次亜塩素酸水を使っています。厚生労働省で安全性が認められ、野菜や魚の洗浄に使われています。


次亜塩素酸水(次亜水)生成器

確実な感染予防のため2,000年から三室式次亜水生成器を導入しています。


2023年4月に新型次亜水生成器をアクアプリータKEW-B011に入れ替えました。

三室式次亜塩素酸水生成器アクアプリータKEW-B011

三室式は安定した次亜水を生成し、効力持続性が高いのが特徴です。

東芝が開発し、金沢工業に技術が引き継がれました。


次亜水の効力

次亜水は刺激が少なく、大量に使うことで他の消毒薬と同レベルの殺菌消毒が可能です。

当院では50ppm前後の濃度で使用(1ppm=1/100万、1.0Kg中1.0mg含まれる)


①次亜水とは?

マクロファージの免疫作用と同じ機序で強力に殺菌、その後水に変化するので安全です。

次亜水中の次亜塩素酸(HClO)が(Cl-)の強力な酸化力で細胞を破壊したのち水に変化。


②次亜水の用途

器具、材料、根の洗浄、ユニットの殺菌、手洗い、うがい、院内清掃に使います。

ご希望の患者様には無償でお分けしております。(ペットボトル等をお持ちください)


常温で1ヶ月程度殺菌効果が持続します。


流しの下のタンクに貯め、ボトルシステムでユニット内に次亜水を流します。

ユニットのチューブ内のカビの発生を防ぎ口腔内を殺菌しながら安全に治療が行えます。

③次亜水生成器の比較

次亜水生成器には、一室式、二室式、三室式があります。


一室式
一室式としてはポセイドンがあります。
一室式では次亜水にアルカリ水と塩が混ざるため、効力の劣化が早く効果が不安定です。

三室式

三室式生成器は半透膜でアルカリ水と次亜水、塩水を分離、安定した次亜水を供給

三室式次亜塩素酸水生成器は、野菜の洗浄や魚の洗浄などに使われ、安全性が確認されています。

③安全安心な治療のために

一室式では次亜水の安定性が低いため、当院は三室式を採用。

 

 当院では毎週次亜水の塩素濃度を測定し、効力の確認を行っております。下図では49ppm

次亜塩素酸水は毎週塩素濃度をチェックしています。
当院では50ppm前後の濃度で使用(1ppm=1/100万、1.0Kg中1.0mg含まれる)