矯正の治療をお受けになろうとする方のほどんどは、「歯並びが悪い」とか「見た目が悪い」ことが気になっているのではないでしょうか?
もちろん「出っ歯」、「受け口」、「叢生(ガタガタ)」に場合は見た目も悪いですし、もちろん噛み合わせも良くないでしょう。
しかし歯列矯正には見た目の治療だけに終わらない潜在的な効果があるのです。
せっかく高額の費用を払い長い期間の治療を我慢するのに、ただ見た目を治すだけではもったいなくはないでしょうか?
番町D.C.では25年以上に渡る噛み合わせ専門の矯正を行うスーパーGPとして、見た目がきれいなだけでなく、身体まで元気になる本当に価値ある矯正治療を提供してまいりました。
この記事では噛み合わせが悪いとはどういうことなのか、そしてなぜ噛み合わせが悪いと自分の本来の元気な身体が得られないのか?という疑問が解けます。
これを知ることで、ただ歯並びを治すだけの歯列矯正に終わらない、本当にメリットある歯列矯正について知ることができます。
また、「歯並びが悪いだけでなく体調も今一つなんだけど治るの?」と思っていらっしゃる方に、不調の原因が噛み合わせなのかわかる簡単チェックリストも載せてあります併せてご自分でもチェックしてみてください。
「歯並び」は患者さんでも悪いかどうかは「簡単に判断」できます。しかし、「噛み合わせ」となると悪いかどうかを自分で判断すること「かなり難しい」でしょう。
矯正中に問題が起きている場合、その原因を知りたい場合は、下のページを参考にしてください。
「症例別トラブル」から学ぶ「初心者でもわかる歯列矯正選び」はこちら
下の写真の顎の角度をご覧ください。左のレントゲンは「ハイアングル」といい顎の後ろが上に反りあがっていて、「体調に不具合が出やすい噛み合わせ」です。
一方右の写真は角度が緩やかです(ローアングルといいます)。
では「ハイアングル」がどうして「体調を悪くする原因」なのでしょうか?
下顎の角度が斜め上にそりあがると顎は斜め上後ろにさがり、のどの奥の咽頭(空気の通り道)の幅を極端に狭めているのがわかります。
首の骨は「リバースネック」になっています。実は噛み合わせが悪いと「リバースネック」や「ストレートネック」になるケースが多いのです。
このように首の骨は通常の反りでなくなると、筋肉だけの問題ではなく、脊髄神経が圧迫されるなどで様々な原因不明の体調不良(不定愁訴)が引き起こされてしまうのです。
左のレントゲンの患者さんではかみ合わせが原因で、首凝り、肩こり、睡眠時無呼吸症候群、慢性疲労、自律神経失調症、アトピー体質など、数えきれないほどの症状(歯が原因の不定愁訴)が引き起こされていたのです。(歯列矯正と気功療法で完治)
その他に、顎が奥に入るだけでなく上下の奥歯が低いと常に顎が緊張し首凝りや肩こりがひどかったり(下の写真左)左右の奥歯の高さが違い片側の首や肩凝りだけがひどくなったりする場合(下の写真右)があります。
実はこれらの患者さんは自分の体調不良が噛み合わせに原因があることにはっきりとは気づいていなかったのです。いずれも歯科治療をうけることで今までにはなかったほど身体が好調になり喜んでいます。
では、さっそく皆さんの体調不良の原因が噛み合わせにあるかチェックをしてみましょう。
下のシートで3つ以上当てはまる症状がある場合は原因が噛み合わせにある可能性が非常に高いと言えます。
チェックリスト
◇1.慢性的な首や肩の凝りや痛みがあり、その凝りが片側に集中している。
◇2.鼻で呼吸がしずらい。(鼻が詰まりやすい、舌が奥に入っている気がする)
◇3.お腹が急に痛くなることがある(食欲が無くなったり、口の周りに切れや、口内炎ができやすい)。
◇4.顎の下奥、耳の下側を押すと痛む
◇5.普段から疲れが取れにくい、歩いていると異常に疲れやすい。
◇6.顎の位置を前や左右に移動させると首が楽になる位置がある
◇7.ストレスがたまると歯が異常にしみることがある。
◇8.顎の筋肉を押すと硬く、マッサージすると体調も良くなる。
◇9.ガムを長い時間噛んだ後、上下で噛み合わせると噛み合わせが滑る感じがある。
◇10.整体やマッサージで首の痛みなどを治してもらってもすぐに悪くなる。