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院内環境とは

 皆さんは歯医者さんのイメージはどのようなものでしょうか?嫌なにおいの中で痛いことをされる、そんなイメージがあるのではないでしょうか?

 歯科治療を医院内の環境も治療に影響してくる要素の一つになっています。当院では院内環境をよくすることによって患者さんに気分よく治療を受けていただけることを心がけています。

 院内環境とはそこまで重要なものなのでしょうか?今回は院内環境について書きたいと思います。

 

①院内環境とは?

 そもそも院内環境とは何なのかについて説明していきます。ひとえに院内環境と言っても院内が清潔であるか?人の対応がいいかどうか?など色々な要素があります。当院で最も力を入れているのは、院内の匂いと清潔状態です。

 院内の環境が良ければ歯医者にとっても、患者さんにとっても良いことがたくさんあります。具体的にどのように環境を整えていて、どのような効果を得ることができるのかについて説明していきます。

 

②院内環境を整える

 当院が取り組んでいる院内環境を改善する方法について説明します。当院では診療が始まる前と診療後にモップや雑巾を用いてアロマの成分が入った水で床の掃除を行っています。これにより床の清掃を行うだけでなく、院内の匂いをアロマの匂いにしています。アロマの匂いにすることによって、院内の雰囲気が良くなりよりよい治療ができるようになります。

 また、当院のチェアーはとても座り心地・寝心地が良いため、患者さんによっては治療中なのにもかかわらず寝てしまう患者さんもいる程です。歯医者のチェアーというと硬くて同じ態勢で治療を受け続けるのがつらいイメージがありますが、当院のチェアーではそのような事なく、治療が長時間かかってしまってもリラックスして治療を受けることができます。

 

③良好な院内環境での治療

 良好な院内環境で治療することには様々なメリットがあります。

 まず一つ目が患者さんにリラックスしてもらえる点です。歯医者の治療は10分~20分程度で終わる処置もあれば、1時間以上かかってしまう処置もあります。そんな長い時間を嫌なにおいがしたり、態勢がつらくなるチェアーに寝かされながら治療されると患者さんにも負担になり、治療中に気分が悪くなったり態勢を変えたくなって動いたりしてしまいます。そうなると治療に支障をきたしてしまうため、治療がうまくいかず長引いたり再治療になってしまう可能性もあります。

 二つ目は治療が円滑に進む点です。歯医者の治療はほとんどがやることが同じですが、歯の状態や患者さんの症状によって治療するのに負担がかかったり、非常にストレスがたまることが多いです。そのため、歯医者の先生はイライラしていることが多くなり、ほかのスタッフにきつく当たってしまう先生も少なくないです。そのような環境では治療が円滑に進まず、それによってさらにイライラするという負のループに入ってしまいます。その時にアロマの匂いによってリラックスすることによって治療に集中することができ、周りのスタッフとも良好な関係で治療を行えるので治療が円滑に進めることができます。

 三つ目が治療の恐怖感や苦手意識が少なくなる点です。歯医者の治療は歯を削ったりするため、大きい音がして昔から苦手な方が多くいらっしゃいます。また、麻酔を打つ時の針が苦手だったり、削っている間の振動が苦手だったり原因は様々です。一度苦手になってしまうと克服するのが難しかったり、歯科治療そのものが恐怖の対象になってしまったりします。しかし、そんな方でもアロマの匂いでリラックスをして良いチェアーに座って治療を受けることにより、恐怖を和らげ治療を行うことができます。歯科治療そのものへの恐怖が和らげば前は行うことができなかった治療も行うことができて、よりよい治療をできる環境になります。

 

④まとめ

 今回は院内環境についての説明していきました。歯医者というと嫌な臭いがしたり常に緊張してリラックスできなかったりするイメージがあると思います。当院ではそのイメージを取っ払って皆さんにリラックスして治療を受けていただける環境を目指しています。少しでも興味がわいたらぜひ当院へ来院してください。また、おうちでもアロマを取り入れてリラックスできる環境を整えてみてください。