顎ズレと身体の歪の様式

後ろにズレる左右にズレる

複雑な顎の移動


後ろにズレる

上の奥歯が低いと咬合平面が傾き(右図)、顎が後ろにズレる(出っ歯に多い)

 

咬合平面・・上下歯列の噛み合わせ平面(青点線)

咬合平面が後ろ上がりの歯並びにはいくつかのパターンがあります。

咬合平面が後ろ上がり、だと顎が後ろに移動して出っ歯に

出っ歯の場合上の奥歯が低く顎が後方に移動(黄)して上唇が突出(黄) する(骨格性は稀)


前後の顎の歪みが頸椎に波及

前傾姿勢になり、歪が頸椎、鎖骨、肩甲骨、そして全身へと広がります。

顎がズレることでリバースネックに、舌骨、甲状軟骨のが前下方に移動、喉元が膨らむ

下顎は後ろ舌骨と甲状軟骨は下に頸椎はストレートもしくはリバースネックになります。

 

 喉元が膨らみ、二重顎になる


左右にズレる

不適切な根の治療、叢生(重なった歯並び)、敏感な体質の人に起こりやすい。

奥歯の高さが左右で変わる、骨が歪むなどで左右の歪が起こる

正常(青)と比べ上顎骨と頸椎が歪む(黄)、下顎が移動(黄)目の大きさも左右差が!

左右にずれている場合、顎の構造上必ず前後のズレ同時に起きている。


全身が左右に傾く

顎が傾いたことで、胸骨、鎖骨、肩甲骨、肋骨が歪み、身体全体が傾き、不調の連鎖が!

顎が左右にゆがむと、肩甲骨、鎖骨、胸骨が歪む

複雑な顎の移動

前後と左右の歪が複合して起きているため、非常に複雑な歪みとなり、診断が難しい。

顎が左右に歪むとき、ゆがんだ側の顎関節が上奥に入る

ズレた側の顎関節が上奥に入る(図は右の上の奥歯が低くなっている場合)

 

上顎骨が歪むため骨格まで治す必要がある。


顎のズレを上から見たイラスト
歪んだ側の顎関節が奥に入り、関節周囲の筋肉の緊張を強める

歪んだ側の顎関節が奥内側に、反対側は前外側に移動、ズレた側の周囲筋が緊張する。


 当院は歯科治療で歪みをとるだけでなく緊張を起こす根本原因を統合療法で解決します。

 

陰陽の関係から歪み易さに左右差があります。