細菌性心内膜炎とは?
細菌性心内膜炎とは、血流に乗った細菌が心臓の内膜や弁に付着し、心臓の弁の破壊や機能異常を起こし、場合によっては全身への塞栓を引き起こす重篤な病気で、命に関わるものです。
実は歯科の抜歯で、感染対策が不十分な時代に原因不明で心臓の不具合で死亡する人が多く、調べてゆくと抜歯の際に血流にのって細菌が弁膜に付着して、弁の閉鎖不全でなくなっていることが分かりました。
このような疾患は病巣感染と呼ばれ、歯周病や、根の病気などでも起こります。
通常このような疾患にかかっている人は身体の状態も良くないので、身体の抵抗力が落ちています。
十分な感染対策がなされる必要があります。
特に歯を削るときに使う水は、抜歯の時は傷口を開いた状態で削るために水をかけられたり、根を開けるためにかぶせ物や歯に穴をあける際にも水が使われるため、衛生的に問題がないことが必須です。
これを怠ると、骨の中に細菌が侵入し、治療後に一時的に敗血症や菌血症になることが知られており、気が付かないうちに細菌性心内膜炎の原因が引き起こされることが知られています。※1
歯科用ユニットの水の管理はとても重要です。アメリカでは40年以上前に解決されていますが、日本では十分とは言えません。
当院では次亜塩素酸水を使うことで解決しています。
※感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017年改訂版)日本循環器学会