大丈夫ですかその感染対策?

不十分な感染対策が招く「歯を喪失するリスク」

「治療したはずなのに痛みが引かない」「すぐに再発してしまう」……。 実は、こうしたトラブルの多くは、治療中の**「感染対策の不備」**が深く関係しています。

 

これを生んでしまう原因に日本の現行の皆保険制度が深く関与しています。 

 

不十分な感染対策と合わせ、利益が出ない保険診療の埋め合わせのため、歯科治療に最適ではない審美材料を勧めることで、問題が起こる原因を作っていることは否定できない事実です。

 

虫歯治療・根管治療


1. 感染対策の不備が「抜髄(神経の除去)」を招く

虫歯の治療中に神経が露出(露髄)してしまった際、その場所が清潔に保たれているかどうかが、神経を残せるかどうかの分かれ目になります。

  • 不十分な感染対策: 感染対策が不十分な環境では、神経が露出した瞬間に細菌が侵入するため、神経を保存することが難しく、抜髄に至るケースが多くなります。

  • 当院の取り組み: 徹底した感染対策や、次亜水、適切な覆罩材を使うことで抜髄になることはほぼありません。

※覆罩材・・神経を保護する材料、MTA などがある。 

「神経を抜く」ということは、歯の寿命が半分になることを意味します。私たちは、歯を長く生かすために、神経の保存に最大限の配慮をしています。


2. 根管治療の成功率を下げる「細菌の侵入」

すでに神経を失ってしまった後の「根管治療(根の治療)」においても、感染対策は成否を分ける最大の要因です。

 

特に奥歯(大臼歯)の治療において、**「ラバーダム防湿(ゴムの膜で唾液を遮断する処置)」**を行わずに治療を行うと、唾液中の細菌が根管内に次々と侵入してしまいます。

 

治療回数が重なるほど感染の機会は増え、結果として予後が悪くなり、最終的には抜歯を余儀なくされるリスクが高まります。


歯の感染と関係する疾患

歯の治療では不十分な感染対策で、歯だけでなく考えもしない不具合が全身に現れることが知られています。

歯の喪失・骨髄炎

細菌性心内膜炎・敗血症