歯の感染の身体への影響
歯科治療は全て外科処置です。また歯は無機質を考えられがちですが、れっきとした臓器であり、細菌感染や、詰め物の刺激の影響を受けるため、十分な配慮が必要です。
日本は世界の標準と比較し歯科の衛生管理が劣っている事実はあまり知られていません。
これは日本の皆保険制度と深く関係しています。治療にかかるコストに対する保険制度の評価が低すぎることが影響していると考えられます。
不十分な感染対策で起こること
治療後の痛みによる抜髄
歯の治療中の感染対策は治療後の経過と深く関係しています。治療中の感染対策が不十分だと、神経が保存率が低下します。
当院では虫歯の治療で抜髄になることはほぼありません。(治療中神経が露出した場合も含む)
残念ながら、適切な感染対策が取られていないために抜髄(神経を除去する治療)になるケースは一般的な歯科医院では少なくなく、治療中に露髄(神経の露出)した場合、ほとんどのケースでは抜髄となります。
これは保険診療で感染対策が不十分だと神経を保存した場合でも経過が悪くなるので、露髄したら抜髄をすることがルーティンになっているケースが多いからです。
虫歯の治療でも根の治療でも確実な感染対策は絶対に必要なのです。
歯科先進国(米国)基準の感染対策
歯科先進国である、米国では歯科治療での感染対策を重要視し、標準的な感染対策が決まっており、日本の感染対策よりはるかに進んでいます。
これらの感染対策は歯科治療では当然行われる必要があります。日本の平均的は感染対策は世界基準と比較し大幅に遅れています。
これは保険制度と深く関係しており、保険制度は現在はむしろ歯科治療のレベルを下げ、正しい歯科医療の発展を阻害する弊害となっています。
歯の感染で起こる全身疾患
感染対策が不十分な結果、想像もしなかった治療結果が全身に現れることがあります。
・細菌性心内膜炎・敗血症
・骨髄炎・誤嚥性肺炎