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顎関節症になりやすい人はHSPが多い?

実は顎関節症になりやすい人は、今巷で言われている

HSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれる人が多いのです。

 

1、HSPとは?

ネットで調べると分かると思いますが、人の思っていることがわかったり、感情が移入してきたり、他人の体調の悪い場所が分かったりといった、感覚の共有能力が高い人のことです。

 

このような感受性の高い方は日本人には5人に1人程度(欧米人は20人に1人程度)の率でいらっしゃるようです。

 

最近いろいろな人に聞いてみたところ、約2人に1人の割合にまで増えてきているのではないかといった感じです。

 

このような人は「満員電車」で調子が悪くなって突然倒れたり、「居酒屋」や「人混み」のなかにいると具合が悪くなったり、「老人介護施設」や「病院」が苦手だったりするのです。

 

いずれもマイナスのエネルギーが高い場所で、HSPの人はそのようなマイナスエネルギーに反応しやすい人です。

 

これらマイナスエネルギーは人間の生命エネルギー(気)の流れを阻害します。中国ではこれらの気の流れ通路を経絡と呼び、その経絡の詰まりが関係する五臓六腑を害し、疾患を生むという考え方です。

 

HSPが影響を受ける場所は、まずお腹周り「胃や小腸、大腸」などでここにマイナスエネルギーをくらってしまうと、便秘やしぶり腹、下痢や、胃の膨満感を訴えることになります。

次に影響が出やすいのが足です。

 

足の経絡が詰まると、だるくなってすぐに座りたくなったり、足が冷えて眠れなくなったり、足が重くなったりします。

 

そして、続いては喉

喉が影響を受けると、息苦しくなったり、声が出なくなったり、喉がつかえたりします。

 

最終的には、胸が苦しくなったりするのです。

 

HSPの人にとって、自分の体質を理解しないで生きてゆくには今の世の中は非常に危険なのです。

私もHSPだと気が付いた一人なのです。

 

今思い出してみると、学生時代から理由はよくわからないが、居酒屋に行くと体中が固くなって、具合が悪くなっていました。

 

また、歯科大学で患者さんを診療するようになってから、背中に異常な発疹が出るようになり、つい最近まで治りませんでした。(昨年2回目の矯正を終わると大分良くなりました。)

 

また、歯科医師免許を取得して、アルバイトで30人以上の患者さんをさばくようになってから、頭の中が異常にかゆくなったり、カシミヤのマフラーやとっくりのセーターで首に激しい痒みが出るようになりました。

 

私自身、原因不明の不定愁訴(倦怠感と、アレルギー症状、体中の筋肉のこわばり)を抱えながら独立開業し、3年ぐらいたつと、ひどい鬱症状にまで襲われるようになったのです。

歯科医と鬱についてはこちら

 

これらは、いわゆるエネルギーによる反応で、診療をすることは患者さんの悪いエネルギーを吸収することになるので、HSPの人が一日30人も診療すればそのような症状が現れて当然といえます。

私自身がこれを克服できたのは整体治療を4年受けた後で行った噛みあわせと医療氣功の習得でした。

 

HSPの方で不定愁訴に悩んでいらっしゃる人は恐らくたくさんいらっしゃると思います。

 

しかし諦めないでください、自称HSPである私自身が歯と噛みあわせの治療、そして医療氣功で見事に自分にあった不定愁訴による生きにくさのほとんどを克服できたのです。

 

 

HSPも一種の体質ですから、このような体質に生まれついてしまった以上、自分の体質を理解し、高い「クオリティー オブ ライフ」を楽しむために質の高い歯科治療やからだの手入れなどの自分の体への投資も必要だと思うのです。