「歯を治しても、なぜ不調が残るのか? ── 『歯から身体へ、身体から歯へ』巡りを整える東洋医学的アプローチ」

患者さんの噛み合わせを顎の位置を確認しながら氣を入れる歯科医の姿(左上)、漢方の生薬の写真(右下)

虫歯を治し、噛み合わせのバランスを精密に整えても、なお日々変化するストレスの中で不調が現れることがあります。

 

このような歯や全身にかかるストレスによって現れる不調は複雑に絡み合っており「歯から身体へ、そして身体から歯へ」と双方向に影響し合っています。

 

当院では、西洋医学的な構造の修復に加え、東洋医学の根幹である「経絡(けいらく)」「氣」の仕組みを導入しています。

 

歯科治療「だけ」では完治が難しかった領域にアプローチし、健康の質をもう一段上へと引き上げます。


歯科治療『だけ』で終わらせない、経絡と『氣』が結ぶネットワーク

広がりながら安定して伸びる大きな木(左上)、ネットワークのようにまるで経絡のように張り巡らされた根(右下)

東洋医学では、目に見えない生命エネルギー(氣)が体内を巡り、その通り道である「経絡(けいらく)」が全身の臓器と口の中を一つに繋いでいると考えます。

 

どれだけ精緻に歯の形や噛み合わせを構築しても、この「氣」の巡りが滞ったままでは、身体の不調を根本から解消することはできません。

 

また、「氣」の巡りが悪化すると「血(けつ)」「水(すい)」の巡りにも悪影響を及ぼします。特に血の巡りが悪いと、「筋(腱)」「筋肉」こわばりの原因になります。

 

その結果、顎の緊張が取れず、正しい顎の位置へと導くことが難しくなってしまうのです。

 

つまり、局所的な「歯」の治療だけでなく、全身という「全体」のエネルギーバランスを整えて初めて、顎を正しい位置へと移動させることができます。

 

例えば、睡眠時無呼吸症候群👉なども、噛み合わせや歯列の狭さだけが原因ではありません。

 

これも同様に、氣血の滞りによって「舌」という筋肉の緊張が取れず、舌が喉の奥へと入り込んでしまうことで症状が悪化するケースがあるのです。

 

だからこそ、こうした筋肉や関節の緊張を根本から解きほぐすために、「氣」の状態を整えることは、歯科治療において非常に重要な意味を持つのです。


「身体の構造をなおし、伝統の知恵で長期に維持する」

顕微鏡をののぞき込む歯科医(左上)、漢方茶の入ったガラスカップと、漢方生薬(右下)

当院が実践する【礎】(基礎の構築)【建】(噛み合わせの修正)の歯科治療は、身体の歪みを整え、機能を最大化するためのものです。

しかし、私たちの身体は、ストレスや季節の移り変わりなど、外部環境の変化によって常に揺れ動いています。

 

治療後の良好な状態を【和】(予防と長期維持)のステージで安定させるためには、この変化に寄り添い、心身のバランスを保つ東洋医学の知恵が欠かせません。

 

健康寿命を延ばし、生涯にわたって「健全な身体を維持・管理し、さらに健康の質をレベルアップしていただく」ために、私たちは東洋医学的な体質改善アプローチを歯科治療とシームレスに融合させています。

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