「総入れ歯の治療」の考え方

総入れ歯の人は、顎関節頭がすり減り、噛み合わせが低く不安定です。なっています。それが「噛めない」、「噛むと痛い」、「ものが挟まる」原因です。

 

1,顎の位置と高さのずれを把握する(診断)

現在の「入れ歯、お口の中の検査、CTレントゲン」から、「顎関節頭のすり減り」、「噛み合わせのズレ」を把握します。

 

2,古い入れ歯を修理する

使い慣れた入れ歯を、正しい顎の位置(中心位)と高さに修正します。体の反応を見ながら、新しい入れ歯に適応できる準備をします。

 

3,適切な噛み合わせで入れ歯を作成

総入れ歯では治療用義歯(リハビリ用義歯)として、正しい誘導する形状を作りったズレを許容する「モノライン(無咬頭歯)」を作成します。「やじろべえ」のように位置が決まってゆきます。

 

残せない歯を抜いたり、残った歯が邪魔で根面版(歯の頭を取り根に蓋をする)上に入れ歯をつくる場合は「即時義歯(入れ歯を入れる日まで歯を残す)」を作成し、歯がない期間を作らない。

 

4,体の反応を見て義歯の修正や再製作をする

「噛み合わせ(顎の)位置」が変わると、歪が取れてバランスが変わるため、必要に応じて、修正や再製作を行います。

 

この入れ歯製作の技術はアメリカの大学と大学院を卒業した先生から直接学んだもので、アメリカでは一般的ですが日本では教育されておらず極めて希少です。