· 

ひとつの設計思想で、最後(矯正)まで仕上げるこだわり

『矯正は矯正医』、『噛み合わせの治療』、『虫歯治療』、『根の治療』は別の医者……。そんな『バラバラの治療』で、本当に全身のバランスは整うのでしょうか?当院では、一人の医師が全ての診断と治療に責任を持つ『スーパーGP』というスタイルを貫いています。

 

アメリカの歯科では治療の専門化が進み、総合的な診断やバランスを取りながら高度な治療を行うことが難しくなってきました。

 

今を遡ること35年、それを危惧した大学の歯学部長が、あらゆる治療を専門医レベルの知識と技術で行う歯科医を養成する「スーパーGP養成制度」をつくりました。私に治療を教えてくれた先生はその制度を持った大学院を卒業した唯一の先生でした。

 

例えば、

 

歯の治療をどこから手を付けるべきなのか?

 

このお口の中の状態で噛み合わせまで治すのであれば、「歯列矯正がベストか?」「入れ歯がベストか?」

 

バランスを考えて治療計画を組む必要があるのです。

 

通常の「歯列矯正」では「噛み合わせ(顎の位置)を治す」ことは考慮されません(詳しくはこちら👉を参照)。

それは、「歯を動かすのは矯正医」、「噛み合わせは補綴医」と担当が分かれているからです。

 

しかし噛み合わせを治す矯正治療では、歯列矯正を行うかどうかでかぶせ物の高さや形状を変える必要があります。

 

これらの判断は、あらゆる治療を専門医と同じレベルで習得し、バランスよく診断できるが出来なければ行えません。

 

そこで本当の意味で患者さんの歯を治すために、「虫歯治療、噛み合わせ治療、矯正治療」といった通常では専門に分かれてしまう治療をトータルでマネージメントできる歯科医が必要だったわけです。

 

「スーパーGP(総合総合医)とは」「家を建てるように」すべての工程を同じ歯科医が設計し、計画し、治療を行います。

 

これは 一貫した造りの建築物を作るためには当たり前のことなのです。

 

 

多くの矯正専門医は歯の治療をしません。しかし歯の状や、「かぶせ物の形」、「噛み合わせ(顎の)位置の問題」など、あらゆる歯科の分野の知識と技術がなければ、「噛み合わせ(顎の位置)を治す歯列矯正」は成功しません。

 

殆どの歯列矯正が審美が第一の目的になっているのは、「咬合学(噛み合わせの位置)」に関する教育を十分に受けていないし、勉強もしていないことが原因です。

 

私は、このスーパーGPのテクニックを学んでから、どうして矯正医が「歯の位置関係や並び」はこだわるのに「咬合(噛み合わせの位置)」を無視するのか疑問でしたが、専門に分かれすぎている弊害だと気が付いたのです。

 

「咬合(噛み合わせの位置)」はともすれば体のバランスを変えてしまい、結果的に健康を損なう重要な治療です。筋肉の緊張やバランスとも深く関係しています。

 

虫歯の治療や根の治療が適切でなければ筋肉の緊張は取れず、誤った「咬合(噛み合わせの位置)」で歯列矯正が仕上がってしまうリスクもあるのです。

 

聞きなれないスーパーGPですが、これが貴重なスーパーGPが治療をする意味です。『木を見て森も見る』、ブレのない理想的な噛み合わせを構築できるのは、このスタイルだけです。